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歌のこと⑥姿勢について

ひとつ大事な事を言い忘れていました。なので声を響かせる練習はちょっと後回し。
常々思っているのですが、何事かに秀でている人はその姿がとても綺麗です。スポーツの選手がいい例で、上手な人は体の動きに無駄がなくて見ていてとても綺麗です。ウクレレの場合もそうです。キヤマン師匠を見ていると、指板を見ていないので弾き姿も綺麗だし、指の動きも無駄がなくてとても美しいです。
歌も同じ。上手な人は歌っている時の姿勢がとても美しいです(極端な話、歌の技術を向上させなくても、その姿勢を変えるだけで上手いと思わせることだってあるのです)。では、歌う時にはどんな姿勢がいいのでしょうか?
よく「お腹から声を出せ」と言われます。以前声の出る過程について書きましたが、当然ながら声は声帯で作られるもので、どんなにがんばってもお腹から声は出ません。でもお腹は声の素である息を調節する大切な場所です。息の出方が不安定だと声の出方も不安定になるし、息が続きにくいので長いフレーズが歌えません。私が思うに「お腹から声を出せ」というのは「お腹の筋肉を使って息をしっかり支えろ」ということなのではないかと思います。そして歌う時に重要なのは「お腹の筋肉を使って息をしっかり支える」ことのできる姿勢なのだと思います。
お腹の筋肉ってどの辺のこと?と思われるかもしれませんね。笑う時のことを思い出してもらえれば簡単にわかります。大笑いしたあと、お腹が痛くなりますよね。あのあたりの事です。わからないという方は試しに笑ってみてくださいね(って言ってもいきなり笑えないですよね。そういう場合は犬が舌を出してはぁはぁやる真似をしてみればお腹の筋肉の動きがよくわかりますよ。ちょっと怪しい感じなんで一人のときにやった方が…)。
そのお腹の筋肉を使って息の出方を調節しているのですが、当然のことながらお腹の筋肉が弛緩したままではダメですよね。だから猫背はもってのほかです。試しに深呼吸してみてください。息を全部吐き出してお腹の筋肉が弛緩しきった状態は猫背になってます。
結局お腹の筋肉が適度に緊張・弛緩できる状態、しかも腹式呼吸(これは次回お話しますね)しやすい姿勢が理想的なのです。慣れれば座っている状態、あるいは寝ている状態でもお腹の筋肉を上手く調節できるようになるようですが、まず基本は立って練習してくださいね。
①足は肩幅くらいに開いて、上半身はあくまでリラックス。特に首の辺りに力を入れないように。
もちろん猫背はダメです。猫背にならないようにするために両肩はやや後ろに引きます。
②体の重心は足の親指辺りにかけます。
③お尻をだらっとさせないで、きゅっと締める感じに(スミマセン変な話で、でもね、ここが一番大事なとこなんで…)
この姿勢だとお腹の辺がずいぶんしっかりするような感じがしませんか?わかりにくいという方は、重心をかかとにかけるのと比較してみてください。

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コメント

昔、腹式呼吸の練習で、立ったまま学校の机など重いもの(あまり重すぎてはいけない)を持って、大きな声を出す、ということをやったことがあります。このときに、手でそれを持とうと思わずに、手はただそれを支えるだけ。手に力を入れずに持とうとするとお腹の下の方に力が入っているのが意識できるように思います。こんな方法もあるのでは?

すみません、Megさんを差し置いてこんなことを書いてしまった。腹式呼吸は管楽器を演奏するときには必須なので、随分練習したものですから。

ところで、5400番でしたよ。これも「キリ番」ってやつですかね。

投稿: いのちゃん | 2004.02.28 01:01

いえいえ、百人いれば百人の練習方法があるんですから、そういうことも書き込んでいただけると参考になります。私はそういう練習はしたことないですが、ピアノを下から持ち上げながら声を出すってのはやったことあります。これは高い声を出す練習だったんですけどね。手に何か持つっていうのは肩が上がらない様にするという目的もあるんですかね。胸式呼吸だと肩が上がるので…。

5400番ですか。うーん、それはプチキリ番でしょう。
で、もうすぐ5555ですね。

投稿: meg | 2004.02.29 02:31

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